健康・生活習慣コラム

+10(プラステン)今より10分多くからだを動かそう!

「30分以上運動しないと脂肪が燃焼しない」「毎日1万歩以上歩かないと効果がない」などといった、運動はとてもハードルが高いものというイメージをお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか。

実は、今より10分多くからだを動かす運動習慣「+10(プラステン)」を実践することで、生活習慣病やがん、認知症の発症を予防することができるのです。

1.いつ・どこで+10(プラステン)できそうですか?

まずは、ご自身の生活スタイルを振り返って、いつ・どこでできるか見つけましょう。長続きのコツは、その+10(プラステン)に付加価値をつけることです。

例えば、電車やバスでの移動の一部を徒歩に変えて交通費が浮いた分飲み物を買う、車での買い物を自転車に変えて買い過ぎを防ぐ、お子さんの送迎を自転車から徒歩に変えて一緒に散歩をする、など生活の一部を+10(プラステン)に変えて楽しむのはいかがでしょうか。

2.通勤を工夫したAさんの例

平日は忙しく、運動する時間をとれないと思っていたAさん。

朝の通勤は、会社最寄り駅の一駅手前で降りて会社まで歩き、駅や会社では必ず階段を使うようにしました。

Aさん「一駅手前で降りるほうが混雑が少ないので、改札やエスカレーターで並ぶこともなくなり、最寄り駅で降りるのとほとんど時間も変わらないことに気づきました。」

そして、体重も半年間で3㎏減量できたそうです。

3.家族との楽しみを見つけたBさんの例

休日にお子さんと公園に行っても、ベンチに座って携帯をいじっていたBさん。その時間を+10(プラステン)に変えようと、お子さんのブランコを押したり、走り回るようにしたところ、お子さんとのコミュニケーションの時間も増えました。

Bさん「ベンチに座って子どもの様子を眺めているよりも、一緒に運動すると、子どもの成長を実感できます。短時間動くだけでも気分もスッキリします。」

ご家族や仲間と一緒に+10(プラステン)できると、より継続できますね。

平日用、休日用、雨の日用など、様々なシーンを想定しておくことも長く続けるためのポイントです。
今日からできる+10(プラステン)見つかりましたか?