健康・生活習慣コラム

無理なく続けられる生活習慣病予防の方法とは?!

みなさまは、生活習慣病予防のために塩分や揚げ物を控えるなど、何か気を付けていることはありますか?今回は、好きな食べものを控えるのではなく、体の中から「いらないものを出す」ことに注目してみましょう!

1.無理なく続けられる3つのポイント!

①カリウムの多い食品をとってむくみを減らしてスッキリさせる
②食物繊維をとって、お腹をスッキリさせる
③水分をとって、尿と便を出しやすくする

2.①カリウムの多い食品をとってむくみを減らしてスッキリさせる

カリウムには、ナトリウム(塩分)と水分を体の外に出してくれる働きがあります。体内のナトリウムの量を調節してくれるので、血圧を下げる効果もあるのです!

カリウムの多い食品は、野菜、生の果物、豆類、海藻類、乳製品など色々あります。特に夕食にカリウムが多いものを食べると、翌朝むくみがとれ体が軽く感じられると思います。

3.②食物繊維をとって、お腹をスッキリさせる

食物繊維には、便の量を増やしてくれる「不溶性食物繊維」と便を柔らかくしてくれる「水溶性食物繊維」があります。

「不溶性食物繊維」は、排便はあるけれどすっきりしない方におすすめです。玄米、ごぼうなど根菜類、キノコ、こんにゃくなどに多く含まれます。

「水溶性食物繊維」は、便秘がちな方や便が固い方におすすめです。海藻類、果物、オクラなどネバネバ野菜に多く含まれます。

しかも食物繊維には、「LDLコレステロールを減らす」「血糖値が急激に上がるのを防ぐ」「血圧を下げる」効果があるのです!

4.③水分をとって、尿と便を出しやすくする

みなさまは食事以外でどのくらい水分をとっていますか?

実は、カフェイン入りの飲み物、ジュース、お酒をのぞいて、食事以外で1.2L以上の水分が必要です。十分な水分をとって、体からいらないものを出しましょう。そして水分には、尿酸値を下げて痛風を予防してくれる効果もあるので、尿酸値が高い方は特に意識してくださいね。

このように、「体からいらないものを出す」ことを意識すると、無理なく生涯続けられる生活習慣病の予防になります。みなさま一緒に、体をスッキリさせましょう!