新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点


1.コロナ禍の健康二次被害および運動・スポーツの効果
コロナ禍の健康二次被害
スポーツ庁では、民間の調査によると、外出自粛等によって以下のような生活習慣の変化や体への影響が報告されていると発表しています。
- 1日当たりの歩数が減少
- 体重が増加
- テレワークによる「肩こり・腰痛」「目の疲れ」等の不調の訴えが増加
- 座位時間が長くなることにより、血流の悪化や血栓ができるリスクが上昇 など
適度な運動・スポーツを行うことによって得られる効果
一方、適度な運動・スポーツを行うことで、下記のような効果が期待できると記しています。
- 自己免疫力の向上 感染に対する抵抗力
- ストレス解消 メンタルヘルスの改善
- 体重コントロール 生活習慣病の予防・改善
- 体力の維持・向上 筋力の維持・向上
- 血流の促進 腰痛・肩こりの改善・冷え性・便秘の解消、良好
新しい生活様式におけるスポーツの在り方 コロナ禍の健康二次被害と運動の効果
https://www.mext.go.jp/sports/content/20200622-spt_sseisaku01-000006777_1.pdf2.Withコロナ時代、運動不足による健康二次被害を予防する為に
意識的に運動・スポーツに取り組むことは、健康の保持だけでなく、ストレス解消、免疫力の向上にも繋がり、感染予防にも有効です。スポーツ庁では令和2年11月13日、運動不足やストレスから心身に悪影響をきたす健康二次被害の予防として、安全・安心に運動・スポーツを実施していただくための留意点について情報を更新しました。
同資料では運動・スポーツの実施啓発リーフレットとして、ターゲット別にまとめています。
ターゲット別 運動・スポーツの実施啓発リーフレット
テレワークで座位時間が増えた方向け
https://www.mext.go.jp/sports/content/20201105-spt_sseisaku01-000006777_1.pdf
お子さんを持つご家庭向け
https://www.mext.go.jp/sports/content/20201105-spt_sseisaku01-000006777_2.pdf
ご高齢の方向け
https://www.mext.go.jp/sports/content/20201105-spt_sseisaku01-000006777_3.pdf
自宅や屋外で安全に運動・スポーツをするポイントは?
また、新型コロナウイルスの感染対策として、運動・スポーツを行う際の留意点についても情報を公開しています。同資料では、感染拡大を防止しつつ、屋外で安心して運動を行えるよう、下記の内容について提示しています。
手軽にできる!ながらでできる!?Myスポーツメニュー
https://www.mext.go.jp/sports/content/000118168.pdf
新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について スポーツ庁
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/jsa_00010.html3.身体活動不足や座りすぎによる健康被害の防止
日本運動疫学学会は、長引く外出自粛に伴い、身体活動不足や座りすぎによる健康被害を防ぐため声明を発表し、推奨する身体活動や座位行動およびそれらに関連するリンク集を取りまとめています。
・新型コロナウイルス感染症流行下の身体活動不足・座りすぎ対策
http://jaee.umin.jp/doc/covid19.pdf
4.「新しい日常」を過ごすために
その他、新しい日常を過ごすための知っていきたい情報リンクです。ご参考ください。
「人との接触を8割減らす、10のポイント」 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00116.html
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html


Withコロナ時代の運動不足解消に、ぜひエントリーください!